ビジネス・インキュベーション

テレパシーワンにみる新たな製品開発プロセスの萌芽

日本版グーグルグラスと言われる「テレパシーワン」という製品を開発・製造しているその名もテレパシーという会社があります。 テレパシー・ワンは、「発想」「開発」「PR」のすべてに革新を起こす! - 日経トレンディネット http://business.nikkeibp.co.jp…

社員のキャパとタスク量とのバランスについて

ここでもちょくちょく紹介しているのですが、私がアドバイザーをしている会社であり、そこでは、Google Documentを用いて社員のタスクの可視化、共有化に取り組んでいます。その「タスクの完全可視化」ですが、根気よく続けていくと、本当にいろんなことに気…

ウェアラブル・コンピューターの未来について思う

Google Glassや日本発、あのセカイカメラの井口尊仁さんが開発されたテレパシーワンが話題になっています。 こっちが本命かも? 「テレパシー」という名のメガネ型デバイス登場 - NAVER まとめ 株式会社テレパシージャパン Glass ほぼPC端末に近くなったスマ…

「休日出勤」という言葉にふと思う

最近、顧問している会社の中途採用面接に参加させていただきました。 現在、上場企業で営業をされているのですが、コンサルティングに務められていたこともあることもあってか、発言は理路整然。 年齢も30代でヤル気マンマン。将来的には経営に携わっていき…

永江一石さんの女性社長に関する記事が面白い!

マーケッターの永江一石さんがまた面白い記事を書かれていましたので紹介します。 漁師60人を束ねる27歳女社長に感動。付加価値の正しい付け方はコレだ! - More Access! More Fun! % 漁師60人を束ねる27歳女性社長の奮闘がテレビ放送されていたらしく、その…

ベンチャー・スピリットについて 続き

先日、ベンチャースピリットを社員に持たせることはできない、もしベンチャースピリットを持った社員がいたら、彼は独立しているはず。よってベンチャー企業の経営者は、社員にベンチャースピリットを持つことを期待しても意味はない。よって、ベンチャー企…

ベンチャースピリットについて

最近、色々起業家精神、ベンチャースピリットについて考える機会が多いのですが、一つ確信を持っていることがあります。 それは、社員にベンチャースピリットを持たせることは不可能ということです。 そして、社員にベンチャースピリットを持て、と要求する…

ECサイトの運営には既に質の高い情報が提供されている気がす

今日、中学時代からの親友がアパレル系のECサイトを立ち上げました。 首頁 | lalamiu嚴選品牌旗艦店 家庭と仕事を抱えながら、奮闘してようやく先日立ち上げにこぎつけたようです。何か協力できることは協力していこうと思います。一方、ECサイトの運営に関…

企業戦略は「点」ではないか

企業経営に「戦略」という戦争用語を使うことにそもそもピンとこないと、このブログで吐露したことがありますが、その思いに基本的に違いはありません。 戦略という言葉を使うなら「情勢判断を綿密にした上で実現可能な目標を定める」という、原則を少なくと…

既存顧客の分類と戦術の組み立ての話。。のドラフト

実務的な話で、自分の一人ブレストなので、基本無視でお願いします。ある製造業の会社があるとします。そして、この会社が数十社の顧客を抱えているとします。 今、前期の業績を踏まえ、今期の営業方法を考えているとします。ただ、顧客の属性によって戦い方…

信頼関係についた黒いシミみは絶対に自然消滅しないという話

先日、お手伝いをさせてもらっているある会社の社長(飲食業界)の方と話してました。その社長の方は、幹部社員を昨年採用されたのですが、しばらくしてその社員の方が提出した書類のなかに「真偽が怪しい項目」が見つかりました。見つかった際も相談を受け…

内勤女性からの訴えメールの深層にある問題の本質

私の顧客の会社社長から先日メールが転送されてきました。 それは、その会社の内勤女性社員(営業事務担当)がその社長、またマネージャー達に送ったメールで、現場にでる営業部員に対するクレームがその内容でした。 しかし、クレームといっても、きちんと…

なぜ新卒社員が経験者を抑えて新規顧客開拓ができた(プレゼン下書き)

今日のネタはプレゼンの下書きです。 私が業務支援している製造系ベンチャー企業において、経験者(社会人5〜6年目)が開拓できなかった新規顧客を入社1年目の新卒社員が落とすということがありました。その原因分析はもちろん一概には言えません。たまたま…

宋文洲さん『愛社精神を持つ社員は仕事ができない』という正論

今日は朝から勉強になる記事を見つけました。 愛社精神を持つ社員は仕事ができない: 宋文洲のメルマガの読者広場引用です。 精神論が大好きな人は、だいたい会社も好きです。もっと正確にいえば彼らは会社に行くのが好きであり、会社に居るのが好きです。好…

2年目を迎えた社会人から相談その2〜交渉ごとのポイント〜

先日相談を受けた2年目を迎えた社会人の方から、今朝連絡がありまして、不可抗力もあって交渉を始めてしまったようでした。しかし、交渉を始めた相手がキーマンでない、そのタイミングが微妙だったので、下記のようなことを伝えました。今後、自分の主張を周…

2年目を迎えた社会人から切実な相談

先日、とあるベンチャー企業に務める社会人(この4月で2年目突入)から相談を受けました。 自分がやりたい仕事と、会社からこれから任される仕事との差に悩んでいるようでした。私は、きちんと交渉してみるべきで、ある意味すごくいい訓練の機会だと、伝えま…

マネージメント考「徹底して実行させる力」とは:日報、ToDo Listの運用について

私はCOOをという仕事をしていますが、基本的に「人は動かない」と思っています。 そして完璧に我が意を得たりという記事がありました。http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20121112/239302/?P=1一番重要なポイントは、下記部分だと思います。 “…

リピーターを増やす=依存性を高める≒罪悪感?

今インターネット上には様々な賢人達が散らばっており、それなりにきちんと網を張っておけば、凄く質の高い情報を得ることができます。 そして、それら賢人達が時に形を変えながらも、本質的に同じことを言っているんじゃないかと思う時もあり、啓発されます…

経営とオペレーションについて

経営を会社全体の方針や戦略の企画運営、オペレーションを現行の通常業務の運営管理と定義すると、経営が会社の筋肉をつくっていく仕事だとしたら、オペレーションは会社に血液を流す仕事だといえます。 経営は当然、経営者、その会社の代表が行い、オペレー…

「長いメールを書く人」の背後に隠された心理

今、仕事をしている人で、まったくメールを打たなくてもよい、という人は稀かと思います。 オフィスの自席から、また移動中に情報端末から、それぞれ色んなスタイルでメールを使ったコミュニケーションをされていると思います。そして、メールがもたらしてく…

マネージャーの仕事について考える シンプルながら超重要なこと

マネージャー業務といってもいろいろあると思いますが、ざっくり単純化すると、部下に仕事を指示して、その遂行状況をモニタリングしながら、成果をまとめていくというかたちでしょうか。ただこれだけのこと、に見えたりもしますが、結構この単純化したマネ…

手が動く人、動かない人〜ベンチャー企業と大企業の違い

最近関わらせていただいている会社でのできごとです。 家業の建築資材製造業を継いだ30代の若社長が、試行錯誤しながらもバリバリ事業拡大をしているこの会社は、当然人材採用も随時行っています。 現場が20代の若手中心なので、経営陣と現場とのつなぎにな…

経営とオペレーション

一般的に、オペレーション、まぁルーティンワークといってもいいかもしれませんが、オペレーションはビジネスにおいて、あまり日のあたる場所にいなかったりします。 しかし、そもそも円滑なオペレーションがなければ、ビジネスそのものが回らないわけで、単…

ベンチャー企業だからって、人は働かない

私はベンチャー企業で働くことが大好きで、これからもベンチャー企業を通じて色々面白いことをしていきたいと思っているのですが、ベンチャーの経営者の方々と話をしているとちょくちょく聞く言葉が、「うちはベンチャーだから、社員もその意識で働いてもら…

携帯電話端末の未来を妄想する〜端末の寿命とは〜

今、私の手元にはiPhoneがあるのですが、もはや体の一部に近い感覚があります。 iPhoneが私の生活で果たしてくれている機能を考えると、肌身離せないものがあります。 メール、電話、カメラ、ビデオ、パソコン、ニュース(各国語文字+音源)、辞書、音楽プレ…

組織の業務遂行能力を高める、というのは奥が深い

組織というのは、超シンプルにいうと「トップがいて、下の者全員がトップの決定を実行に移す」という仕組みだと思います。トップは幹部に、幹部は部下にそれぞれ指示を伝えて、行動させ、そのフィードバックを部下→幹部→トップの順にあげていきます。そして…

情報化社会の未来像 その3

外出した後ですが、体内端末にはSNSのアカウント情報も同期されており、そのSNS上での友人がリアルにどこにいるか把握できます。そして、物理的に近くにいる場合、当然その情報が伝わってきて、メッセージを送り交信することも可能です(当然設定により誰と…

情報化社会の未来像 その2

昨日の続きです。 このシリーズは、私の妄想というか、一人ブレーンストーミング的な面が強いので、興味がない方はぜひ無視をお願いします。よく考えると、出発前には、衣服も選ばなければなりません。外気の気温、直近着た服のトラックレコード、流行り等を…

情報化社会の未来像 その1

先週、統計に関する本を読んでいて妄想していたのが、世の中にはまだまだ解析されていない情報ってうじゃうじゃあるな、ということ、そして、それが解析されだしたら、また我々の生活がいろいろ変わるかも、ということでした。 今現在では、高度な統計解析を…

冨山和彦さんからビジネスの実態の泥臭さを学ぶべき

今週は比較的、アップルの実態の話や価格競争から脱却するための経営判断の話など、、ちょっとビジネスの分野のかっこよさげな話を書いてきましたが、何が企業の収益源になるかは、本当に業界、市場、個々の企業のビジネスモデルにより違ってきて、ただ経済…