情報化社会の未来像 その2

昨日の続きです。
このシリーズは、私の妄想というか、一人ブレーンストーミング的な面が強いので、興味がない方はぜひ無視をお願いします。

よく考えると、出発前には、衣服も選ばなければなりません。外気の気温、直近着た服のトラックレコード、流行り等を加味して、今日着ていく服のセットを数種類提案しておいてくれます。服装も特別な会食等を除けばだいたいパターンでオッケー。ただ同じコーディネートすぎると周りも気付くので、そのへんは自動的にランダム化がされます。女性のお化粧に関しても同じでしょう。基本的なパターンがあるなかで、そこに適度なランダムを混ぜる等、統計的手法はお手のものです。
では、いよいよ家をでて出社です。
今までの駅までの所要時間が蓄積されていて、統計的解析がされているので、駅到着時間+乗れる電車の時間も事前計算されて、逐次目の前に表示されます。遅れそうになれば自動的にシグナルがでます。乗れる電車、次の電車の混雑状況+プラットフォームの混雑状況も事前に入ってきて、自分がどの電車に乗るか逐一判断することができます。

朝ということは、時に体調が不安定だったりします。精神状態、風邪等の病気を自動検知するのは当然として、便通の状況までも体内端末が検知します。そして、今トイレに行く必要があるかないか、また次トイレに行くべき時間帯はいつかを示唆してもらいます。
その他、便、尿だけでなく血液等、各種体液も体内端末が常時検知しており、病気の予兆を示す数字がでればリアルタイムで知らせてくれます。そしてそのリアルタイムの情報が、契約している医者に自動的に届き、処置が必要な場合は医者側から連絡がきます。もし、その各個人の体調に関するリアルタイム情報があれば、それを蓄積して解析することも可能なので、医者の役割がずいぶん変わるかもしれません(臨床より、研究よりというか)。

続く。