ベンチャー・スピリットについて 続き

先日、ベンチャースピリットを社員に持たせることはできない、もしベンチャースピリットを持った社員がいたら、彼は独立しているはず。よってベンチャー企業の経営者は、社員にベンチャースピリットを持つことを期待しても意味はない。よって、ベンチャー企業経営には、社員がこなすべきタスクの適切な統制が必要である、という旨のことを述べました。

一方で、自然に社員というか、そこにいる人がベンチャースピリットを持つに至る環境はあると思います。
それは、自由な気風?メンターの存在?スタートアップした先輩の武勇伝?
もちろんそれも一つの要素だと思います。
しかし、私が考えるベンチャースピリットを持たせ得る一番の要素は、不遇な境遇だと思います。
向いていない仕事、安い給料、社内のイジメ、コンプレックス、等など、胃が痛くなるような環境に身を置きながら、それに甘んずるだけでなく、自分の力でその環境を変えていってやる、と奮起できる人にベンチャースピリットはに初めて宿るのだと思っています。よって、今、辛い経験をされている方は、自分の中のスイッチを変える覚悟ができるのであれば、ベンチャースピリットを宿す最高の機会にあるのかもしれません。

最近感銘を受けた宋文洲さんのツィートです。あまり脈絡ないですが、ご参考まで笑