と学会会長山本弘さんのSF小説『神は沈黙せず』が想像以上にライトタッチでなく面白い

「世間のトンデモ本やトンデモ物件を品評することを目的としている」とされる「と学会」(と学会公式HP)の会長山本弘さんは、世のトンデモ科学がいかにトンデモかをライトタッチに、しかし鋭く暴きだす著書を上梓されており、この本がめっぽう面白いです…

ピエリ守山のテナントがついに一店に

実家近くの廃墟ショッピングモール、ピエリ守山がついにリンガーハット一店になったらしいです。 【悲報】ピエリ守山、とうとう1店舗のみに : ガハろぐNewsヽ(・ω・)/ズコー リンガーハットでまかなうなら、スペース的には4000千食とか一気に振る舞える勢いです…

サイエンスノンフィクションの巨人がいつの間にか共演してた話

第1回 生まれたばかりのウナギが食べるのは? | ナショナルジオグラフィック日本版サイト サイエンスノンフィクションの傑作『チェンジグブルー』の著者大河内直彦さんとそれに並ぶ傑作の『ウナギ 大回遊の謎』の著者塚本勝巳さんが、「ウナギの稚魚が何を食…

SNS全盛期に人に直接会う意味

SNSが発達して互いの情報を相当交換できる現代、先日のエントリーで書いたとおり、連絡取れない人は殆どいないと言ってもいいかもしれません。 そして、そのままネット上でも情報交換を続けられるので、場所的な制約を越えて色んな人が繋がれるようになった…

「明るい廃墟」と言われるピエリ守山に復活の兆しか

このブログ上でも散々いじっている私の実家の近くのピエリ守山について、衝撃的な情報が来ました。 明るい廃墟を買う物好きサムティとマイルストーンターンアラウンドマネジメントがピエリ守山の再建に挑戦 : 市況かぶ全力2階建 平たくいうと、ピエリ守山の…

連絡がとれない人がほぼいないこの世界

表題の通り、本当に連絡がとれない人がほぼいない世界だな、と思います。 HP、Blog、メール、Facebook、Twitter等各種SNSを使えば、自分が連絡をとりたいと思う人にほぼ確実にアプローチできることが可能になっていると思います。各起業家の方々やミャンマー…

NHKスペシャル「神の数式」を観て震えた

先週末2夜連続放送されたNHKスペシャル「神の数式」(NHKスペシャル)は本当に面白かったです。本当に科学を突き詰めると芸術や宗教に近い匂いをかもすところが最高にロマンを感じます。これと合わせて、以前話題なっていた別のNHKスペシャル「魔性の難問…

散弾銃の教習資格申請について

猟師にはなるには、「銃を持っていい免許」(警察管轄)と「猟をしていい免許」(各都道府県管轄)との両方を取る必要があり、猟をしていい免許、つまり狩猟免許は無事取得し終えたことを以前報告しました。さて、次は警察管轄の「銃を持っていい免許」の取…

風前の灯を自ら消すピエリ守山の謎

先月ここで紹介した(湖西を行く〜衰退する商業施設〜 - YOSHIHISA YAMADA’s Blog / 山田義久Blog)廃墟になりつつある商業施設ピエリ守山にその後おもしろい動きがありました。 http://matome.naver.jp/odai/2137880721958788101?&page=1 なぜ存続?「ピエ…

革製のわらじのシブさ

知り合いの革製品のデザイナー佐々木さんは、色々革新的な商品デザインをされているのですが、その中でも特に面白いと感じたものがあったので、ご紹介します。 それもずばり革製のわらじです。 全体のデザインを佐々木さんがされて、実際にわらじを編みあげ…

先週末の台風に伴う豪雨が滋賀の地元に与えた影響

先週末、台風が日本列島を通過しました。関東に住んでいる私は殆ど影響を受けなかったに等しいのですが、関西を中心に甚大な被害をもたらしました。 そして、私の実家のある北小松(滋賀県西部)もかつてないレベルの雨が降り、今まで見たことのないような現…

テレパシーワンにみる新たな製品開発プロセスの萌芽

日本版グーグルグラスと言われる「テレパシーワン」という製品を開発・製造しているその名もテレパシーという会社があります。 テレパシー・ワンは、「発想」「開発」「PR」のすべてに革新を起こす! - 日経トレンディネット http://business.nikkeibp.co.jp…

東京オリンピックの誘致を成功した鍵について

2020年に東京にオリンピックが来ることになりました。本当に素晴らしいことで、開催期間中には、色々ぶっ飛んだアイデアで世界中の人を驚かせたいものです。さて、今回誘致が成功した理由について、メディアから当然いろんな意見がでています。それぞれの理…

言葉を失う写真集「キルギスの花嫁誘拐」

久しぶりに愕然とする写真集を見ました。 林 典子(Panos Pictures) | 第9回「DAYS 国際フォトジャーナリズム大賞」結果発表 この一枚目の解説を抜粋します。 突然誘拐された、女子大生のファリーダ(20)。 誘拐したタイシュンベックの家に連れてこられた…

データを暗記することの意外な重要性

おもしろく、そして深いなと思った記事を見つけました。 イオンのプロ...主婦の立ち話に耳を奪われた話 - Amazonの悪魔 イオンのプロ、凄すぎる。。。この人達に統計学をがっつり勉強してもらって、その分析による定量データと今までの経験から得た定性デー…

百田尚樹著『モンスター』を読んで

モンスター (幻冬舎文庫)作者: 百田尚樹出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/04/12メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (57件) を見る率直にいって、容姿について絶対的不利を背負っている人はいると考えています。そして、それを無…

Jobsのインタビューに見る創造性における「行動」の意味

Jobs関連の映画がもう一本でるそうです。それは9月28日公開の映画『スティーブ・ジョブズ 1995 〜失われたインタビュー〜』。そのうち15分を切り取った動画が公開されているのですが、これが深いです。 ギズ独占! 映画『スティーブ・ジョブズ 1995 ~失われ…

社員のキャパとタスク量とのバランスについて

ここでもちょくちょく紹介しているのですが、私がアドバイザーをしている会社であり、そこでは、Google Documentを用いて社員のタスクの可視化、共有化に取り組んでいます。その「タスクの完全可視化」ですが、根気よく続けていくと、本当にいろんなことに気…

バイリンガルニュースというPodcastが面白い

最近、Podcastでバイリンガルニュースという番組を聴いているのですが、これがめっぽう面白いです。 ‎Apple Podcast内のバイリンガルニュース (Bilingual News) バイリンガルニュース - Wikipedia英語の教材としてもかなり勉強になるし、トークは面白いしと…

山野井泰史・妙子夫妻の生きざま、夫婦愛にここ半月はまってました

著名な登山家の山野井泰史・妙子夫妻について、ここ半月関連書籍を読みあさっていました。垂直の記憶 (ヤマケイ文庫)作者: 山野井泰史出版社/メーカー: 山と渓谷社発売日: 2010/11/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (24件) を…

創業者と社員との意識の違い。埋まるわけもない溝

簡潔ながら非常に示唆に富む記事を見つけました。 http://anond.hatelabo.jp/touch/20130811212721 この「1日20時間働いた4人の創業メンバー」と、「その他の中途入社のメンバー」との意識の差、この違いを認識することって、ベンチャー企業に関わるにおいて…

「死にたくなる」状態とはどのような状態か

間接的に知り合いの編集者・記者・工作家のなかしまあさみさんという方がいらっしゃいます。 この方は、双極性障害という病気と闘っておられ、その闘病記をブログにされているのですが、本当に凄まじい筆致でその体験を語られています。 Blogger 自分の苦し…

情熱は行動と思考の摩擦で生じると思う

全学生、社会人という枠を越えて、人生論に近いスケールで本当に面白い記事を見つけました。 愛の日記 @ Drivemode | 経験が情熱を生む本当にその通りだと思います。 私の周りも9割何がしたいかよく分からなくて逡巡している人なわけで、皆それぞれに悩んだ…

思いこみが強い社員が注意されているのを聞いて「あっ、これオレだ」と思った話

最近、私が関わっている会社の社長から相談を受けまして、ある若手社員が会議等で思いこみを下地に喋るので、あまり建設的な議論ができず困っている、という相談を受けました。 確かに、私も直接その社員の話を普段からよく聞くのですが、たまに話の前提を自…

湖西を行く〜もうネタ切れになる勢い〜

今回の夏休みの備忘録にいろいろ書いてきたのですが、正直特に湖西の魅力などは伝わっていないと思います笑 正直、超見どころになるものなど一つもないですからね〜。 しかし、この見どころのない中に感じる、さりげない自然の美しさが滋賀、湖西地方の最大…

湖西を行く〜衰退する商業施設〜

先週は滋賀県湖西地方のよいところをクローズアップしてきましたが、やはり陽のあたる場所の裏には陰があるというもの。。 やはり、経済の面に関してはあまりぱっとしません。 高齢化、そして野心ある若者は都市に移ってしまい、この傾向は今後も続くでしょ…

琵琶湖博物館にはマニアックな本多し

今回の滞在中、改めて琵琶湖に生きる生物について概観しておこうと思い、琵琶湖博物館(http://www.lbm.go.jp/index.html)に行ってきました。 泳いでいる時にふと見る魚・貝の正確な名前や、ベタにビワコオオナマズの大きさに仰天したり(本当に抱き枕くら…

湖西を行く〜細部に宿る笑い〜

今週は滋賀、というか私が住む湖西地方をずっと紹介していますが、やはり関西だからか、街のディテールにちょいちょい笑いがはさまっています。今回爆笑したのは、ランニング中に見かけるこの看板。 「じゃ、他の場所ではいいのか??」と即座につっこんじゃ…

湖西を行く〜帰省中に歴史の教科書をかえる発見〜

丁度帰省した日のニュースでこの話題がでていました。 http://www.asahi.com/culture/update/0808/OSK201308080105.html ここは私の実家、北小松から北に2つ駅を行ったところにあるのですが、このあたりは継体天皇の出生地ということもあり、色々まだ埋れて…

湖西を行く〜山も楽しむ〜

先日紹介したとおり私の実家がある北小松は典型的な滋賀県西部、所謂湖西地方の地形をしています。つまり、琵琶湖と山間部の距離が狭く、両方にアクセスがよい。 よって、琵琶湖で泳いだ翌日に軽く徒歩で山に入って、簡単なハイキングくらいできてしまいます…