Jobsのインタビューに見る創造性における「行動」の意味

Jobs関連の映画がもう一本でるそうです。それは9月28日公開の映画『スティーブ・ジョブズ 1995 〜失われたインタビュー〜』。そのうち15分を切り取った動画が公開されているのですが、これが深いです。
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彼が、創造的である人間であったことが如実に表れているのが、アイデアのくだりです。
「アイデアを伝えることで9割の仕事が終わったと思っている人がいるが、それは違う」としたうえで、彼はアイデアを出して、それを製品とするまでに膨大なプロセスがあり、そこで5000のコンセプト(←これはちょっと言い過ぎでしょうが笑)を同時に考え、材料の特質による妥協などをへて、製品を徐々に完成に近づける、という旨の話をしています。

個人的に思うのが、そのプロセスが最高に大変ながら、最高に楽しいということです。新しいことを生み出す醍醐味はまさにここにあると思います。起業にせよ、商品開発にせよ、新しいものを生み出そうとする際には、何においても行動!と言われる所以はこのあたりにあると思います。ある意味、イニシャルのアイデアなんてどうだってない、大したこと無くてもいい。そこからのプロセスで徐々に磨いていき、そのプロセスのなかで、その製品の創造性が高まってくるイメージです。

このJobsのインタビューを聴いて、言外から伝わる「創造することの楽しさ」が本当に印象的でした。。