エッセイ

言葉を失う写真集「キルギスの花嫁誘拐」

久しぶりに愕然とする写真集を見ました。 林 典子(Panos Pictures) | 第9回「DAYS 国際フォトジャーナリズム大賞」結果発表 この一枚目の解説を抜粋します。 突然誘拐された、女子大生のファリーダ(20)。 誘拐したタイシュンベックの家に連れてこられた…

データを暗記することの意外な重要性

おもしろく、そして深いなと思った記事を見つけました。 イオンのプロ...主婦の立ち話に耳を奪われた話 - Amazonの悪魔 イオンのプロ、凄すぎる。。。この人達に統計学をがっつり勉強してもらって、その分析による定量データと今までの経験から得た定性デー…

百田尚樹著『モンスター』を読んで

モンスター (幻冬舎文庫)作者: 百田尚樹出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/04/12メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (57件) を見る率直にいって、容姿について絶対的不利を背負っている人はいると考えています。そして、それを無…

Jobsのインタビューに見る創造性における「行動」の意味

Jobs関連の映画がもう一本でるそうです。それは9月28日公開の映画『スティーブ・ジョブズ 1995 〜失われたインタビュー〜』。そのうち15分を切り取った動画が公開されているのですが、これが深いです。 ギズ独占! 映画『スティーブ・ジョブズ 1995 ~失われ…

バイリンガルニュースというPodcastが面白い

最近、Podcastでバイリンガルニュースという番組を聴いているのですが、これがめっぽう面白いです。 ‎Apple Podcast内のバイリンガルニュース (Bilingual News) バイリンガルニュース - Wikipedia英語の教材としてもかなり勉強になるし、トークは面白いしと…

山野井泰史・妙子夫妻の生きざま、夫婦愛にここ半月はまってました

著名な登山家の山野井泰史・妙子夫妻について、ここ半月関連書籍を読みあさっていました。垂直の記憶 (ヤマケイ文庫)作者: 山野井泰史出版社/メーカー: 山と渓谷社発売日: 2010/11/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (24件) を…

創業者と社員との意識の違い。埋まるわけもない溝

簡潔ながら非常に示唆に富む記事を見つけました。 http://anond.hatelabo.jp/touch/20130811212721 この「1日20時間働いた4人の創業メンバー」と、「その他の中途入社のメンバー」との意識の差、この違いを認識することって、ベンチャー企業に関わるにおいて…

「死にたくなる」状態とはどのような状態か

間接的に知り合いの編集者・記者・工作家のなかしまあさみさんという方がいらっしゃいます。 この方は、双極性障害という病気と闘っておられ、その闘病記をブログにされているのですが、本当に凄まじい筆致でその体験を語られています。 Blogger 自分の苦し…

情熱は行動と思考の摩擦で生じると思う

全学生、社会人という枠を越えて、人生論に近いスケールで本当に面白い記事を見つけました。 愛の日記 @ Drivemode | 経験が情熱を生む本当にその通りだと思います。 私の周りも9割何がしたいかよく分からなくて逡巡している人なわけで、皆それぞれに悩んだ…

思いこみが強い社員が注意されているのを聞いて「あっ、これオレだ」と思った話

最近、私が関わっている会社の社長から相談を受けまして、ある若手社員が会議等で思いこみを下地に喋るので、あまり建設的な議論ができず困っている、という相談を受けました。 確かに、私も直接その社員の話を普段からよく聞くのですが、たまに話の前提を自…

25歳を越えた滋賀県民の傾向

ずばり、「やたらと滋賀が好きになる」ということです。 若いうちは色々まぁ京都や大阪、また東京など大都市にあこがれたりするのですが、それなりに色々経験して乗り越えた25歳あたりで、ふとしたとき琵琶湖の湖面や比良山系の輪郭の美しさがもたらしてくれ…

『京都の流儀』を読んで

京都の流儀 (翼の王国books)作者: 徳力龍之介,福森クニヒロ出版社/メーカー: 木楽舎発売日: 2011/04/01メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 10回この商品を含むブログ (5件) を見る祇園関連の書籍は数多く発刊されていますが、その内容について信頼…

『君主論』で圧倒的に響いた言葉

最近、ちんたら読んでいた君主論をようやく読み終えました。君主論 (岩波文庫)作者: ニッコロマキアヴェッリ,Nicoll`o Machiavelli,河島英昭出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1998/06/16メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 71回この商品を含むブログ (56件)…

Blog、平日毎日更新を続けて7ヶ月経ちました

さて、今年から個人的試みとして自分のblogの毎日更新をしてきました。 1月4日のエントリーは下記のようなことが書いてあります。 いろいろ世知がないことも目に付きますが、それでもこの世は面白いことばかり。 本年はBlogを通じて体験を共有することを突き…

「アイデアだせよ〜」といいますが、、、

私はこれから取り組んでいきたいプロジェクトや事業について、早朝の電車の中でスケッチブック片手にいろいろ考えを巡らせるのが、日課になっているのですが、これが私の黄金タイムで結構いろんなアイデアが浮かんでは消え、浮かんでは消えと楽しかったりし…

マイナスエネルギーコンバーターがあれば人生ほぼ勝ちでないか

人生万事塞翁が馬原理主義者の私、あまり森羅万象に対してビビらないのですが、それでもそれなりに色々あり、心が揺さぶられたりすることもあるものです。 その度に自分の心の「マイナスエネルギーコンバーター」が作動しているか、いつも自問自答することに…

SNSから始まる情報の断絶:実名か実名でないか

昨夜、ビジネスで大変な実績をあげられた方と食事する機会をいただいたのですが、いろいろ興味深いテーマがでてきました。 そのうちの一つが「SNSと実名でするのと、しないのとでは集まる情報の質・量が相当違う」という話でした。 SNSでいうと、Facebook、L…

松井博さんの連続ツィート「健全な自尊心を持つことの大切さについて」は必読

人はそれなりに生きていれば、自分のなかの弱い部分や汚い部分を認識することは多々あると思います。私もメンタル的に弱い方ではないと思うのですが、元アップルのマネージャーであり、ネットを通じた情報発信によりオピニオンリーダーの松井博さんの言葉は…

紙媒体について考える

ネットには本当に探せば質の高い情報が転がっていると思います。 それがFacebookやTwitter等のSNSツールを通じてキュレーションされ、我々の手元には凝縮された質の高い情報が手元に届くこの情況、本当に日々興奮させられます。 一方、情報の中でスルメのよ…

HONZ代表成毛眞さん「読まれるWeb書評の書き方」講座に参加

ノンフィクション専門の「おもしろ本紹介サイト」(≠書評サイト)、HonzHONZ - 読みたい本が、きっと見つかる!の代表で、元日本マイクロソフト社長の成毛眞さんのWeb書評講座に参加してきました(講談社「現代ビジネス」主催)。 成毛さんは、新潮社の国際…

ヴォイニッチの科学書というPodcastが面白い

最近、ちょっとiPhoneでPodcastにはまってまして、色々面白そうな音源を探っているのですが、サイエンス好きにとっては強烈に面白い情報番組見つけました。 それは、ヴォイニッチの科学書という番組です。 ヴォイニッチの科学書 - 定期配信番組 - 聴ける本【…

ここ数日Gmailがえらいことになった模様、こういうケースは知っておいた方がよい

Gmailをお使いの皆さま、ここ数日でえらいことになっているようです。 【警報】ここ数日でGmailの乗っ取りが半端ない件。2段階認証も突破の恐怖!! - More Access! More Fun! % Gmailの乗っ取りなのですが、何がすごいって記事に書いてる通り、スマホ連動の…

『小泉武夫のミラクル食文化論』はお腹を空かせて読むといい

小泉武夫さんは東京農業大学名誉教授、農学博士、文筆家であり、著作もたくさんある方なのですが、今回小泉さんの東京農業大学における最後の講義を書籍化したものです。小泉武夫のミラクル食文化論作者: 小泉武夫出版社/メーカー: 亜紀書房発売日: 2013/04/…

映画「キリング・フィールド」はやはり一度は見ておくべき

キリング・フィールド [HDニューマスター版] Blu-ray出版社/メーカー: TCエンタテインメント発売日: 2013/02/27メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (8件) を見るこの映画は一般的なレンタルビデオ店になく、TSUTAYA DISCASでも借りられず、ということな…

昨日に引き続き、私が感銘を受けた宋文洲さんの記事紹介:イジメと自殺、そして「逃げること」について

昨日、私は感銘を受け、自分の生き方を自省するときに読み返す宋文洲さんの記事、http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20070618/127677/?P=1&rt=を紹介しましたが、この傍目八目という連絡は他にも強い感銘を受ける記事が多くあります。本当に教…

定期的に読み返したい記事、宋文洲さんの「失うことの重要性」

ネット上には膨大な情報が溢れていますのが、その中でも定期的に読み返して、自分の生活を顧みたくなる珠玉の記事がいくつかあります。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20070618/127677/?P=1&rt=nocnt幸せなる心を得るには、何かを失わなけ…

マーケッターの永江一石さんが船橋市の英雄、ふなっしーを激賞す

タイトルとおりの面白い記事がありました笑 起業して成功するなんて簡単だ!! ふなっしーを見習え - More Access! More Fun! % 私はまさに船橋市在住なので、ふなっしーのキャラクターグッツはちょいちょいみます。 本当に有名になったものです。 ふなっしー…

COOという職業についての資料があまりない

今、世界で一番有名なCOO(執行最高責任者)といえば、FacebookのCOOのシェリル・サンドバーグさんでしょうが、実は意外とCOOという職業について資料が少ないと思います。 COOとは、Cheif Operating Officerですから、会社のOperationの最高責任者という定義な…

DeNA南場智子さんの講演「ことに向かう力」が素晴らしい

先般著書を上梓されたDeNA創業者の南場智子さんのグローバル・ウーマン・リーダーズ・サミットにおける講演が全文ネットにアップされています。 DeNA南場智子さんの講演「ことに向かう力」がいい話だった【全文】 - NAVER まとめ ※Ustreamには映像もあります…

南場智子さんの『不格好経営』を読みながらふと思うこと

最近、本屋で平積みされているDeNA創業者の南場智子さんの『不格好経営』を読んでいます。不格好経営―チームDeNAの挑戦作者: 南場智子出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2013/06/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (52件) を見る「成功した…