『京都の流儀』を読んで
- 作者: 徳力龍之介,福森クニヒロ
- 出版社/メーカー: 木楽舎
- 発売日: 2011/04/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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というのも、いくら歴史と由緒があるものだったとしても、その関係者がそれを傘に来て上からの物言いが続く、、、のならいくら祇園といえどまったく興味ないなと思っていました。
しかし、文章を読み進めてもそういう匂いはせず、信頼できる人たちの間で固有の文化をまもろうとする真摯な態度を読み取れました。
特に簪や履物、その他ちょっとしたディテールに趣向がこらされていることが紹介されていて、やはり文化も細部に宿るのだなと納得させられました。実は私は京都生まれなのですが、ほぼこのあたりの知識はありませんでした。また機会があれば、現地訪問したいですね。