猟銃店に行ってきました

今年猟師デビューを目指す私はこのGW後半も情報収集を、、と考え、千葉県市原市にある猟銃店に行ってきました。猟銃の知識、また千葉の狩猟事情について面白い話が聞けたので、概要を紹介します。
この店、ネット上のタウンページにしか情報がなく、検索してもまずでてきませんので、ここにリンクを貼りつけておきます。

宮崎銃砲店
http://nttbj.itp.ne.jp/0436741110/index.html
千葉県市原市辰巳台東2丁目11
電話:0436-74-1110

話しを聞いたのは店長の宮崎さんです。

・猪の生息状況について。千葉県は房州(房総半島南部)を中心に1991年から激増。田畑に対する被害が問題に。この激増の原因はある方(故人)が猪を放したのがきっかけ。それまで30年間は千葉県では猪は全くいなかった。
・その猪を放した方は「自分がやった」とテレビで取材を受けた際に酔っ払って公言していた。
・そのような害獣駆除事情もあり千葉県は猟師を増やしたい意向。しかし、猟師人口が減るなか安定収入を確保したい猟友会(狩猟免許を管轄)が会員以外の免許取得の費用を引き上げようと画策中。店長はこれに強行に反対で、近々会合を持って方向性を協議。
・猪を狙うなら空気銃では弱い。動いている猪を打つなら、散弾銃のスラッグ弾(散らばらない弾丸)がよい。
・ただし散弾(散らばる弾。鳥向け)とスラッグ弾を一つの散弾銃で使い分けるには銃身の調整が必要。実際買う段階になったら相談してほしい。
・オススメは自動装填型の銃。連続3発打てる。価格はピンキリだが中古で10〜20万円くらい。
・(店の近くにある)射撃練習場には定年を過ぎたけど、奥さんに日中は家から追い出されるシニアの方が大挙している。
市原市でもいくつか狩猟グループがある。猟期に入ったらグループでで追い込み猟をする。
・千葉の山は総じて栄養価の高いものが多く、猪がよく育つ。今は獲っても獲りきれないくらいいるのが実情。

私のとりあえずの結論としては、猟友会に入るかは動きを見て検討。一丁目の銃は自動装填型の散弾銃の中古で、猟期までスラッグ弾と散弾を練習!という感じでしょうか。

千葉県南部の猪被害は、農家の方々にとって死活問題のようです。
http://www.pref.chiba.lg.jp/noushin/choujuu/yuugai/documents/inosisikeikaku.pdf
http://farmfuku.web.fc2.com/inosisiwars.html
本件も、また詳しく研究してここで発表したいと思います。