イノシシのわなで小学生がけがをした件について資格保有者としてコメントします

罠の免許も持っている者として、このニュースにコメントをしないわけにはいきませんなw
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131210/k10013730351000.html

罠を仕掛けた場合、必ず近くに自分の名前、住所、電話番号等を記したカードをつけることが義務になります。あとこの、くくり罠(ワイヤーが締まる形の罠)は、狩猟鳥獣以外の獣がかかることを防ぐため直径12cm以上で仕掛けることは禁止されています。小6の足は20cm以上あるでしょうから、12cmを越えて仕掛けていたことが予想されます。しかも結構がっちりかかったようなので、かなり大きい直径のくくり罠だったのでしょうね。

よって、この罠を仕掛けた人は意図的に、ばれないように違法な罠を仕掛けたんじゃないか、と思われます。免許を持っていない人か、免許を持った悪い猟師か(笑)はわかりません。くくり罠って仕掛けるのはそんなに難しくないんですよ。穴を掘って、バネを引っ張れる力があれば、子供でも仕掛けられます(注:ただし「上手く仕掛けられるか」は別問題です)。

ちなみに我々が「罠」といって連想する「とらばさみ」(口みたいな形のヤツ)は、原則法律で禁止されています。あれこそ超危ないですからね〜