今年、猟師になろうと思っています

唐突ですが、私は今年猟師になろうと思います。
といっても本業で猟師になるというわけでなく、猟の期間(11月中旬〜年内)に実際に山に入ってイノシシを獲りにいこうと思っています。実は私の親戚には猟師がいて、毎年、年末に猪肉を提供してくれていたのですが、そろそろ誰かが継がないとその親戚も年なので、猪肉の共有が途絶えるという由々しき事態に。。。というわけで、丁度こっち(東京)で興味を持ってくれる友人もいる今のタイミングで狩猟免許を取ろうと思っています(もちろん銃所持許可証も)。というわけで私はイノシシ狙いです。

ちょっと狩猟について簡単に調べてみました。
下は、環境省が発表している「年齢別狩猟免許所得者数の推移」です。

1975年の50万人から下降し、2007年あたりから6割減の20万人前後で安定しているようです。しかも2010年(暫定値らしい)の数字で計算すると60歳以上が64%、50歳以上で85%という数字になります。20代、30代をたしても12,000人、中規模のスタジアムに全員入ってしまうくらいでしょう。恐らく年配の方々については、農家をされている方が駆除目的で免許を取得されるケースもあるでしょうから、ある程度多いのもうなずけます。それにしてもあと20年もすれば、このベビーブーム世代を含む8割の人は完全にいなくなるでしょうから、もう一段階、がこんと総人口が減ることが予測できます。

では、肝心のイノシシの方ですが、同じく環境省のデータによると、このような推移だそうです。

狩猟及び有害捕獲等による主な鳥獣の捕獲数

2010年は50万頭近い捕獲数がありますが、これは「その他=(有害捕獲)」が大幅に増えたのが主因であり、狩猟による捕獲数は20万頭くらいのようです。丁度、狩猟免許保持者数と同じですね。本来ここにイノシシの生息数のデータを載せて、絶滅の危険はないのかもチェックしたいのですが、データがなく、、、ざっくり生息するとされる42都道府県に平均2万頭ずついたとしたら、84万頭くらいでしょうか。と考えると50万頭近い駆除はそれなりのインパクトでしょうね。

自然の幸をいただくとしても絶滅させては意味がないので、ちょっとこの辺の動向はさらに情報収集していこうと思います。