自動運転車で車の所有の概念が変わる?

今、色々話題になっている自動運転車ですが、よく考えるとタクシーが自動運転車に置き換わると、既存のタクシー業界が壊滅するのではとふと思いました。
だって、各お客は街を流れているorアプリで予約した無人タクシーを呼び寄せ、乗車後ナビかなんかに目的地を登録、それで終了。目的地まで待つのみ。そんな無人タクシーを例えば1000台運営している人が5人とかいうこともあるのではないでしょうか、近い将来。

すると、タクシー料金が超ディスカウントされることは必至ですね。
正直有人タクシーというビジネスが滅びるのはほぼ時間の問題かと思います。

しかし、これ、もっと突き詰めると、タクシーが超ディスカウントすると、車を所有するメリットがさらに減ることになります。電車感覚のプライシングまで実現されてしまうと、完全に住民の足が無人タクシーになる可能性があります。そうすると、自分の特定の車を持つ意味が相当薄れていくかもしれません。

一方で!
自分で運転し続ける人は一定数必ずいると思います!
運転がそもそも好きな人はもちろんですが、運転って意外と裁量が大きいじゃないですか。
例えば、制限速度に関しても、無人運転車は法定速度を越えた設定はできないでしょうが、人間なら状況を把握して裁量的に高速ですっ飛ばすということが日常的に行われます。この裁量のおかげで有人自動車の数も必ず一定数以上残ると思います。

いずれにせよ、このトピックは我々の日常生活に与えるインパクトは結構大きいと思っています。引き続きウォッチしたいと考えています。