電子版コミックレンタルがマジで開始されたら、マンガ界の流れが相当変わる気がする

私も相当なマンガ読みなのですが、マンガは基本、嵩張ります。
しかし、好きな新刊などは好奇心抑えられず買ってしまい、何度か読んだ後ブックオフ行きです。
たまたま近くのTSUTAYAでコミックレンタルがあり、もし新刊があればレンタルで済ませるのですが、当然新刊がレンタルになるまでには多少の期間があるので、読むことをしばらく我慢できる新刊のみコミックレンタルを利用しています。あと、どこかで話題になったマンガを読んだりするのもレンタルを利用します。ただ、スペースの問題かほしいマンガがおいてなかったり、既にレンタルされていたりと、オペレーション的に結構不満がなくはない状態です。
そして、最近はKindleやLINEマンガでマンガを読みながら思うのが、「もしここでコミックレンタル事業が展開されたら、身を破滅するかもしれない」ということです。私だったら借りまくってしまうかもしれないという意味です。
コミックレンタルをしているTSUTAYAに払うコストと同じコストで情報端末上でレンタルできるなら、もう100%そっちにいきます。電子版だとレンタルされていて読めない本とかないでしょうし、一切嵩張らない、レンタルするのに地理的制約を受けない、等いいことづくめです。

実はKindleストアの利用規約(Amazon.co.jp ヘルプ: AMAZON KINDLEストア利用規約)を読むと、Kindleで買った本は、「手に入れた」というより「使用権の付与を受けた」というどちらかというとレンタルに近いニュアンスです。つまりある意味既にコミックレンタルビジネスは始まっているともいえます。
これ、使用権の付与期間をいじって貸出量を調整するだけで、電子版コミックレンタルビジネスなんて技術的には簡単に実現しそうです。
いろんな規制や各業界からの反対等あって当事者は大変でしょうが、世の中の趨勢的に必ず実現するでしょう。そしてコミックレンタルが普及すれば、、まずブックオフや純粋な意味でのマンガ喫茶は潰れてしまうかもしれませんね。

しかし、電子版コミックレンタルが普及すれば、最近急速に低くなりつつある翻訳料金(例→http://gengo.com/)にエンパワーされる形で、急速に日本のマンガが世界に広がる気がします。
そして、国際的に日本のマンガを通じたコミュニティが作らせる最高のチャンスがくるように直感しています。もちろんそのためには、細かい持続的な工夫が必要なのは想像つきますが、、、成り行きが楽しみです。