私が思う「超」読書法

読書法といっても、よくある速読や飛ばし読みや本の選び方の話ではありません。
個人的には、本は「好奇心の発露先」でいいと思っているので、まぁ、好きな本を好きなように読めばいいと思っています。

一方、現代には一つの本をより深く読み込む環境というか機会が提供されているように思います。
それは、著者に直接連絡が取りやすいということです。
具体的には、著者のメールアドレスやHPが公開されていることが多いですし、比較的若い世代の方はほぼ確実にTwitterfacebookのアカウントを持っています。

ずばり、著者の方に直接メッセージを送れてしまうのです。
ちょっと前ですと、一旦出版社に手紙を送って、それを出版社が検閲して、問題なければ著者に届けられるという流れだったと思うのですが、今ですと、例えばfacebookアカウントを見つけられれば、即メッセージを送れます。Twitterで、その方のTwitterに返信したり、リツィートしたり何でもできます。

そして、著者の方が返信をしたくなるような巧拙の効いたメッセージを送った場合、著者ご本人と実際に会ったりすることができます。もちろんこの「巧拙の効いたメッセージ」が何かというのが重要なのですが、その方の本を読みこんだ上で本当にどこにも書かれていないことに対する疑問等ですと結構お答えいただけると思います。

私も幸い何名かの方と実際にお目にかかり、一部は夜中に泥酔してカラオケする関係にまでなっていますが笑、それもすべて最初はfacebook上の一つのメッセージからでした。
基本的に机の上でできることですが、するかしないか、本当にそれだけです。それだけで、読書を通じて自分の人間関係までも変えていくことができる、それが私の「超」読書法と思っています。