昨日の橋下市長の発言から得る企業経営のヒント〜誰から嫌われるべきかを決めること〜

昨日の橋下大阪市長従軍慰安婦、また風俗に関する発言がネットも含めた多くのメディアで話題になりました。
いろんな意見があっていいと思うのですが、ここでも度々紹介する永江一石さんが本件に関して、示唆に富む記事を書かれてました。
橋下さんは、ホント、ネット選挙の適性が高いという話 - More Access! More Fun! %

私も本当にそう思います。
自分でも製品でも何でもいいのですが、そのブランドを成立させ認知度を上げるには、好かれると同時に嫌われることも目指さなければならないとおもいます。
というのも、本当にエッジが聞いた人、企画、製品は、その常軌を逸した性質故に、一定数、特に保守的な人、現状維持が好きな人に、めちゃめちゃ嫌われます。逆にいうと、一部の人から徹底的に嫌われるからこそ、一部の人から熱狂的に好かれます。そしてその熱狂がブランドに繋がるのです。

よく企業の商品を企画する際、どのお客さんに喜んでもらうか、という視点で考えたりしますが、私は以上の考え方から、逆に「どのお客さんからは徹底的に嫌われるべきか」を先に考えるという手段もアリだと思います。
そして、そのようにして革新的な製品・サービスを提供する会社は、必ず同業他社から同じ理由で嫌われるはずです。もし嫌われなければ、その製品・サービスはたいしたことないのでしょう。
まず「誰から嫌われるべきかを考える」。
いかがでしょうか。

追伸:
ネット選挙解禁になったら、ゴリゴリの保守的なことしか言わない政治家がネットを使って情報発信したら意外とすっと通る気がしますね。