紙ベース、Webベース、それぞれの利便性を少しだけ考えてみる

私の日課として、最近アドバイザーとして関わらせてもらっている会社の社員の行動計画、ToDo Listをチェックすることがあります。
行動計画やToDo List、また各種報告に関してもすべてGooglegmailGoogle driveGoogle Calendarを通じて行うので、それこそToDo Listの更新をリアルタイムでモニタリングできたり、チャットで迅速なサポートを遅れたり、物理的な距離を超越して業務執行が行えるようになっています。運用方法に若干のノウハウはあると思うのですが、一気に導入すると一気に業務スピードが速くなるので、それはそれで快感だったりします。

この話はまた機会があれば掘り下げるとして、では、その日課のチェックの際に、すべての作業がWebベースで効率的に済むかというと、まだそれは微妙なところがあります。
例えば、今日行うはずだった作業のリストがあって、それを日報と照合して、遂行できた作業と遂行できなかった作業とを洗い出す場合、そのリストと日報を交互に見て項目をチェックしていきます。この時、ブラウザーを2つ開けて、PC上で確認するより、作業リストをプリントアウトしてラインマーカーを片手に、画面上に表示した日報とチェックする方が全然効率的です。
情報を書き込むことの小回りが利くこと、一覧性、また物理的に保存しやすいことについては、紙の利便性がそれなりに残っている気がします。

もちろん、iPad等のタブレットにペン端末があれば、恐らくプリントアウト+書き込み方式と効果的には同じかと思うのですが、まだコスト的なハードルが残っている気がします。
iPadにも色々ペン端末が既にでているのですが、やはりコストはゼロではありません。
http://necojarashi.blogspot.jp/2012/12/ipad201217.html
普段からやたらと筆記用具をなくす傾向がある私などは、ペン端末は正直持つ気になりません。というのも100%なくす自信があるからです。

どこにでもある棒(例:割り箸)や人差し指だけで、すべての画面に簡単に手書きを入れることができ、保存も可能になる、となるともう少し時間がかかるかもしれませんが、これが相当スムーズにできるようになれば、紙書類の撲滅に拍車がかかるかもしれませんね。