立花隆さんの新刊を読んでライフログについて妄想を改める

最近ずっと先日紹介した立花隆さんの新著『立花隆の書棚』を読んでいるのですが、社会の未来像を想像しながら読み進めていくと中々いろいろインスピレーションを受けます。こういう学際的な本をだ〜と読んでいると、普段いろいろ考えていたことと、その本のなかの知見がパチパチ化学反応みたいにぶつかり合ってなかなか楽しい時間を過ごせます。

立花隆の書棚

立花隆の書棚

先週末は脳についての部分を読んでいたのですが、脳という人体の器官がいかにまだ解明されていないか、ある意味赤裸々に語られていました。脳の機能の解明は、本当にまだ一歩目を踏み出したくらいに過ぎないと。

私は、情報化社会が進んだ現代とはいえ、各個人の生活情報すべて、つまりライフログが蓄積、リアルタイムで分析される世の中になると、また一つ違う次元の情報化社会になると考えているのですが、ライフログなんて、自動収集・集計されるシステムがないと、絶対に運用不可能です。
となると将来的には、有機的なデバイスを脳や体内に埋め込む必要が必須と考えていたのですが、やはり脳の機能がそこまで未解明であるなら、我々が生きている間は、ライフログの自動収集・解析により、さらに生活をよりよく改善させていくことは厳しいのかもしれません。
しかし、厳しそうと感じると、逆になんとかして挑戦してみたくもなりますね笑