不幸にならないためのコツを考えてみる

昨日のエントリーからインスパイアを受けて、今日も少し似たようなことを。
人生どうやったら幸せになるかなんて全く分かりませんが、どうやったら不幸になるかは何となくコツがある気がします。そして思うに、不幸になる人は、だいたい自滅。つまり、その人の思考習慣がその人を少しずつ不幸な生活に導いていく、、というようなメカニズムが働いている気がします。
今日は、不幸な思考習慣を持たないためのちょっとしたコツで、思いついたものをつらつらっと書いていみます。

1.自分の好奇心に嘘をつかないこと
これは、先日のエントリーの主題でした。自分が心から面白い!と思える内なる声を無視して楽しい生活が送れるわけないですよね。自分の好奇の対象がどんなにマニアックでも、人からバカにされそうなものでも、そんなものは全無視で、自分の感性に従う方がよい結果がでやすい気がします。

2.自分と他人を比べないこと
これはよく言われることですが、結構我々は中途半端な安心感を得るために、また、自分の危機感を煽るために、自分と他人を比べたりします。ただ、だいたい比較対象の他人の情報って、だいたい断片的なもの。いくら輝かしい経歴の持ち主だって、実は我々の想像つかないことにコンプレックスを持っていたり、、、自分が自分のことを知る程度に、自分は他人を知ることはできません。よって、他人の生き方は教材の一つくらいに考えることを徹底したほうがいいと思われます。

3.自分のことを好きになるための投資を惜しまないこと
私の周りでも結構自分のことが好きでない方を散見します。なかなかしんどい問題だと思うのですが、特に若いうちなんかは小銭をため込むことなんてせず、せず、投資という名目でガンガン自分のためにお金を使っていった方がよい気がします。1に関わることですが、自分の好奇心を満たすために投資しまくる、、その結果、失敗しても成功してもそれはそれでいい経験だと思うのです。それより、そんな積極性を持って色々行動してきた自分を愛おしく思える、ダメな部分をいい部分も含めた自分を好きになれる、そんな状況になれば投資のリターンは得たと考えていいのではないでしょうか。

4.他人のために損をすることを厭わないこと
これをできる人は、そもそも異性にもてますよね。そして結構外見に競争力があるのに、なぜか異性から好かれない人って、だいたいこれができない人と思われます。
自分が人のためにどれだけ損を引き受けられるかは、ほぼ、その人のスケールに直結すると思われます。別に恋愛だけでなく、仕事に関しても、短期的に自分が損を引き受けた方がうまくいくことは多々あります。勿論ずっとその状態を放置するのは問題がありそうですが、損を引き受けられる姿勢を示すことは、自分の「人としてのスケール」をプレゼンをしているのと同じなので、長期的には工夫次第で結構いい方向に展開する可能性が高いと思われます。まっ、「相手の心に貯金している」とか適当に考えて、あえて損を引き受けてみるというも悪くないのではないでしょうか。

5.基本的に「誰も自分には興味がない」と認識すること
人は数十年も生きていれば、膨大な経験が積み重なって、自分の人格を形成していきます。そして、仮に最良の伴侶であってもきっと、今までのすべての経験を踏まえて100%あなたを理解することはできないでしょう。ましてや市井の他人なんてあなたのことにまったく興味はなく、それが普通。基本ラインとして「誰も自分のことを今理解していない、特にしたくもない」として、「では、どう自分の考えを表現していこう」と考えることに専念する方がうまくいく気がします。「誰も私のことを分かってくれない!」なんて、まぁ、そりゃそだわな、というくらいのものかと思われます。あなたのことを分かったという人がいれば、それは純度100%の大嘘なので気をつけた方がいいかもです。

6.自分のケツは自分でしか拭けないと諦めること
人生は決断の連続です。自分が決断していることを意識している人、していない人の違い(※本件、後日別に書きます)はあったりしますが、結局一人ひとり日々膨大な決断をしていきます。そして、先人の人生を参照しても、総じて人は、自分の決断の責任を自分で背負って生きて、死んでいきます。不景気だ、タイミングだ、家庭環境だ、なんだと外部環境が自分の決断を幅を狭めてしまうことはありますが、その環境に甘んじる決断、逆らう決断も含めて、結局最終的に自分でケツを持つことになります。そして、責任転嫁はしてもいいですが、まったく意味がない。だって、基本的に人はあなたに興味がありませんから。

7.というわけで自己中心的に生きるのが一興かと
結局、周りは自分に関心がない上、自分の決断は自分で責任をとる。となれば、人の話なんて基本的に聞かず好きに生きればいいことが分かります。もちろん家族、友人、仕事のパートナーも含め色んな人と関わっていく必要がありますが、基本的には上の考え方を念頭に、人間関係を構築していくのが最良と思われます。勿論、自分の最愛の伴侶や家族のためにすべてを尽くす、という決断も多いにありだと思います。そこから得られる家族の愛は、貴方の決断の結果なので、遠慮せず大いに引き受けて下さい。
一方で、色んな決断をするなかで、山のように失敗をすると思います。まぁ恥ずかしかったり、なかなか消えそうにない汚名を被せられたりしたりしますが、結局まわりはあなたに興味はありません。というわけで、後悔はクソの役にも立ちません。上記の覚悟が脳裏に刻まれたなら、自由奔放、自己中心的に生きるのがよいかと思われます。

これはちょっとした備忘録的な意味もあるので、また何か思いついたら書くことにします。