ラウンドワンのCMにみる魅力の本質

以前CMを観ていた際に強烈に目にとまったものがあります。

このCMを観て、印象に残る理由を自分なりに考えた結果、色んなギャップがあるなと思いました。
例えば、
・異様にかわいい女性と異様にダサい男性とのギャップ
・BGMが作りだす雰囲気とダサい男性が醸し出す雰囲気とのギャップ
・日々流れる他のあたりさわりのないCMとこのCMとのギャップ
等など

よく「ギャップが魅力」といいますが、私はこれに「そうだが、一つでは足りない」という言葉を付け加えたいと思います。
私のイメージでは、その人物や作品のなかにギャップがたくさん集まって、こう「球体」のようになったものが「魅力」。私はそういうイメージです。
そしてこのCMには、上のような複数のギャップがあるので魅かれるのでは、という仮説を立てています。そして、その各ギャップの総計が、その人や作品の「幅」なのではないかと。

というわけで、結構示唆に富むCMなのでした。