YouTubeにある「博士のニッポンのウラ」と「博士の異常な鼎談」は絶対観るべき

先日、吉田豪さんを紹介するために2本の動画を紹介しましたが、この2つの番組、「博士も知らないニッポンのウラ」と「博士の異常な鼎談」は吉田さんの回以外も本当に面白いので紹介します。

二つとも対談番組です。「ニッポンのウラ」は「異常な鼎談」の前身なので二つで一つの番組と考えてもよいかもしれません。
特徴としては、「ニッポンのウラ」はネット、「異常な鼎談」はTokyo MXでの放送なので、通常の地上波では扱えないテーマを扱いズバズバ切り込んでいくことです。切り込み隊長が、水道橋博士さん、宮崎哲弥さんと、お二人とも大変な読書家でしかも自身の著書があり、一家言持っている方なので面白い。質問を受けるゲストも、あたりさわりのなくない質問にヒートして、色々喋ってしまってます。

藝人春秋

藝人春秋

iPhoneアプリでいち早く同名の電子書籍を発刊。おもしろくて続きがでる度に即購入。
知的唯仏論

知的唯仏論

この番組で、私が最高にセンスを感じるのが、ゲストの人選です。

ゲストは、番組出演当時はどちらかというとマイナーだった人が中心です。しかし、その後ネットや各種メディアを通じて影響力と知名度があがり、今も本を出せばヒットするくらいの方が多いです。しかも、ちょっとトンデモ臭香る「いっちゃってる系」の方まで(この方々もだいたい今有名になっている)ゲストに混在しており、吉田さんの言葉を借りると本当に「香ばしい」人選です。この人選をされた方は先物取引の才能があることは間違いないと思います。

以下、吉田豪さん以外で面白いゲストの回を一部紹介していきます。
まず、博士の異常な鼎談について。
第一回のゲストはホリエモンです。
しかも一連の騒動が終わり実刑判決を受け、大手メディアが見向きもしなくなってからの貴重な出演です。いろいろあったことの裏側を率直に語っていて面白いです。ちなみに私は堀江さんのビジネスへの早期復帰を願うものです。

犯罪つながりで(笑)、霞ヶ関埋蔵金で有名な高橋洋一さんです。窃盗事件の後の貴重な出演です。高橋さんも昔の堅い雰囲気がなくなり、色付きのメガネなんてかけたりして怪しい雰囲気をまとって、本当にいい感じになっています笑 しかし、会話内容はわかりやすく面白いです。FACTA阿部重夫編集長や、自身が会長を務める政策工房に集ったメンバー、また高橋さんの政策立案能力に頼る政治家等、味方が増えてきていますので、表舞台に出てくる日も近い、というかもう水面下ではでているのかも。ちなみに私は高橋さんについても早期復帰を願うものです笑。

さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白

さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白

財投改革の経済学

財投改革の経済学

そして、今やメディアに対する発言、著作だけでなく、ライフスタイルまで注目されているジャーナリストの佐々木俊尚さんです。

「当事者」の時代 (光文社新書)

「当事者」の時代 (光文社新書)

日常から細かくリッチネスの高い情報を発信されているのでTwitterも必読です。
佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) | Twitter

そして、生物学者で今や人気サイエンス本作家でもある福岡伸一さんも出演しています。

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか

動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか

さらに、アメリカに関する死ぬほど面白いノンフィクション本を連発される町山智浩さんも熱く喋ってます。

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (文春文庫)

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (文春文庫)

アメリカは今日もステロイドを打つ USAスポーツ狂騒曲 (集英社文庫)

アメリカは今日もステロイドを打つ USAスポーツ狂騒曲 (集英社文庫)

99%対1% アメリカ格差ウォーズ

99%対1% アメリカ格差ウォーズ

教科書に載ってないUSA語録

教科書に載ってないUSA語録

その他、ひろゆきさんや

香ばしい方もたくさんいます笑

「ニッポンのウラ」の方は、「異常な鼎談」とかぶる方も多いのですが、地球温暖化に懐疑を投げかける地球物理学者丸山茂徳さんの話など、一度聞いておいてもいいと思います。