狩猟免許試験のための講習会に行ってきました

今週日曜日(23日)に狩猟免許の試験があるのですが、先週日曜日にそのための準備をする講習会に参加しました。試験は都道府県が管轄なのですが、この講習会は猟友会の主催で講習会の場所も試験会場でした。
平たくいうと、この講習会を受けなければ、試験は受からない、逆に受けてそれなりに勉強すれば、まぁ、受かる、という構造になっている模様でした。要は、セットになっているということですね。

午前中は講義、午後は実技という日程でした。
講義は知識試験のための講義です。事前に渡された教科書に沿って、狩猟における基礎的な事項を受けるのですが、正直、あまり的を得ない説明が多く、私は教科書と同時に渡された例題集(約150問)をひたすら解きながら、片耳で講義を聞いてました。講師の方も例題集をする方がポイントを押さえられることを分かっているらしく、「例題集を繰り返し解いてくださいね〜」と仰っていたので、私の方法はきっと間違っていないと思います。ちなみに午前中の講義中にすべて解き終わりました。「イタチは一夫多妻であるか?」という設問の正誤判断をしなければならなかったり、結構マニアックな問題が多く、楽しめました。

午後は、実技です。といっても実際の銃を打ったりするわけではありません。
私は、第一種(空気銃と火薬と使う銃)と罠の試験を申し込んだので、両方の実技をするのですが、まず銃については、散弾銃と空気銃の木製の模型を使って、運搬、分解、組み立て、射撃姿勢等をすべて安全を確保した上で行うための所作を学びます。一つ間違えれば命に関わる器具を扱うので、銃口の向き、弾が入っていないかの確認等はくどいくらい行うように教えられます。また、我々は銃の形のものを触ると自然に指が引き金に行ってしまうのですが、これが減点になるのでかなり注意が必要です。
その後、銃を持って団体行動の練習をします。具体的には集団で行動するときの銃の持ち方、または川を渡るときに、後続の人とどのように銃を安全に受け渡しするか、です。

また、わなの実技については、法定の罠は何かの判別から始めます。
そして、実際に箱わな、またはくくりわなの組立てを練習します。試験本番ではその組立を完全に再現しなければなりません。試験の際は、その2つのどちらかを選ぶことができるそうです。私はくくりわなに決めてしまったのですが、結構バネを引くのが大変だったり、わなの向きだったり、細かいポイントが多くて、結構練習しておいたほうがよさそうだったので、最後まで残って練習しました。

いよいよ今週末は本試験。またそれが終わり次第報告します!