ふらっと探偵事務所に話を聞きに行ってきました。

この前、ある駅前でちょっと時間ができたので、そこの近くにあった探偵事務所に話を聞きにいってきました。特に頼みたい案件はないのですが、一度その仕事の流れの話を聞いてみたかったので、ふらっと立ち寄ってみました。ちなみに、この探偵事務所は駅前に居を構えるだけあって、大手らしく、確かに色んな媒体に広告を出し、代表者の方は度々テレビ出演もしています。

といっても、いきなり探偵事務所に行って話を聞かせてもらえるわけはなく完全予約制でした。そこでフリーダイアルから電話して「今すぐ会ってくれないか」と交渉をして約1時間後改めて訪問しました。

その事務所は調査をする部署と、顧客を対応する部署が完全に分かれているらしく、私を対応してくれたのは、2名の女性でした。
一応、私が会社社長で幹部に怪しい動きをしている人がいるので、その人を備考して欲しい、という名目でいきました。

仮に尾行をお願いする場合、調査の担当社員4〜5人が1チームとなって動いてくれるそうです。なぜならビル等建物に入った場合、すべての出入り口をマークしなければならないからです。
そして、ビルの中には外部者は勝手に入れないのであまり詳しくは知れないそうですが、だいたいどこに入っていったかくらいはわかるそうです。
費用は大体1時間4万円が目安のようです。そして数十時間、数百時間のパッケージで頼むと時間あたり単価が下がるようです。もちろん24時間特定の人をマークすることもできますが、多くの場合は依頼内容に応じて、備考するに適切な時間帯、曜日を選んでそこに時間を重点配分していくそうです。
調査結果は写真または動画と文章を合わせたレポートで報告をしてくれるそうです。フォーマットを拝見したのですが、わりとシンプルな感じでした。

私はビジネス利用で使えるのか率直に聞きました。
例えば、競合企業の重役を同行を尾行することをお願いすることはできるのかと。
それに対する返答は、社内規程でモラルに反することは受けられないということでした。そして、その社内規程に違反していないかは、依頼の段階で検討されるそうです。
しかし、抜け穴を感じなくもありませんでした。例えば、自社の社員を騙してお金を奪い取ろうとしているという噂がある競合他社のA氏を尾行してほしい、といえば規程は簡単に越えられそうな気がしなくもないです。
そもそも、大手だから社内規程があるらしく、個人で請け負っている探偵は依頼のモラル性はあまり気にしないケースが多いそうです。
つまり、あなたもプロの探偵に尾行されている可能性が、、、なくはないわけですね。